加沢平次左衛門覚書

　川田地区が誇る地域資源として『加沢記』は外せませんね。

　さて、『加沢記』は真田家に仕えていた加沢平次左衛門が、浪人後に書いた覚書をまとめたものとされていますが、史料としては二次的なものであり、また、面白おかしく書かれ過ぎているので、信憑性が疑われる面もあります。

　しかし、逆にそれは加沢平次左衛門が作家性に富んでいたということでもあります。彼が現在に生きていたら、週刊少年ジャンプとかで武論尊やガモウひろしを超える原作者として名を馳せたでしょう。